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【増上寺】徳川家ゆかりの寺!勝運・出世・災厄除けにご利益あり

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東京のど真ん中、東京タワーが目の前にそびえる『増上寺(ぞうじょうじ)』はあの徳川家康にゆかりあるお寺ですが、強力なパワースポットとしても有名な場所。

たくさんのビルが立ち並ぶ大都会にありながらも、広大な敷地の中にあることから静かで穏やかな時間を過ごすことができます。

近くに東京タワーがあることから合わせて訪れる外国人観光客も多く、景色も綺麗で散策が無料ということもありいつも多くの観光客で賑わっています。

家康の勝負運を支えていたと言われる御本尊が奉納されており、そのパワーをいただきに訪れる人も多いようですね。

今回はその人気の増上寺のご利益や歴史、魅力を余すところなくご紹介したいと思います!

増上寺の歴史

もともとは千代田区にある武蔵国豊島郡に建っていましたが、1598年に現在の芝地区に移転しました。

増上寺の正式名称は三縁山 広度院(さんえんざん こうどいん)増上寺と言い、浄土宗の七大本山の一つで、1393年に酉誉聖聰上人によって浄土宗正統根本念仏道場として創建されました。

増上寺は江戸の裏鬼門(南西)を護る、徳川幕府の要のお寺となっており非常に重要な役割を持っています。

この辺一帯は古代から権力とエネルギーが集まるパワースポットだったようで、いくつかの円墳があった古代の古墳場、祭祀遺跡でした。

今現在は東京タワーに集まった天の気と、東京湾から流れ込む海の気が合わさり、大きなエネルギーが高まる場所とも言われています。

3つの煩悩から解脱できる『三解脱門(さんげだつもん )』

 

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まずは増上寺の玄関口三解脱門(さんげだつもん )をくぐって中へと入っていきましょう。

ここの2階部分には釈迦三尊像と十六羅漢像が安置されており、この門をくぐると三毒(むさぼり、怒り、愚かさ)という3つの煩悩から解脱できるとされ悟りの境地を表しています。

東日本最大級の大きさを誇り、東京都内でも有数の古い建造物としても注目を集めているこの三解脱門は、国の重要文化財にも指定されています。

まずはこの『三解脱門』をくぐり、目の前にどっしりと構える大殿へと向かいましょう。

ご利益は金運だけではない!阿弥陀如来の優しい光が心地よい大殿

 

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実はこの大殿(本堂)は首都圏では最大級のお堂となっており、ご本尊には阿弥陀如来と高祖善導大師、宗祖法然上人の像が祀られています。

昭和49年(1974)、浄土宗大本山の念仏の根本道場として再建され、ご利益は金運はじめ様々なご利益と阿弥陀如来からは優しい光のエネルギーがいただけます。

2階の本堂には、金色に輝くご本尊の阿弥陀如来像と両脇に浄土宗の宗祖・法然上人像と高祖・善導大師像が祀られています。

ご仏前で「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」を唱えると仏に守られ、悪業を退け、極楽浄土ができると言われていますので是非唱えましょう。

そしてなんと言っても大殿をバックに見える大迫力の東京タワーはまさに圧巻の存在感で思わず写真を撮らずにはいられません!

今日の記念に是非最強パワースポットのパワーを写真に納めて帰りましょう。

勝運・厄除けのご利益で知られる黒本尊阿弥陀如来(くろほんぞんあみだにょらい)

 

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大殿の右手にある2012年建立されたばかりの安国殿(あんこくでん)には徳川家康公に勝運をもたらした仏様として有名なご本尊が祀られています。

それが家康公が深く信仰したとして有名な黒本尊阿弥陀如来(くろほんぞんあみだにょらい)で、ご利益は勝運や仕事運、厄除けだけではなくあらゆる強運が得られると言われています。

数々の戦に勝利し、度重なる災難を退けられたのは、家康公が戦場でも拝んでいたという黒本尊の力によるものと言い伝えられています。

残念ながら黒本尊は秘仏なので普段はお目にかかることはできませんが、御前立(おまえだち)の黒本尊像が安置されておりますのでそちらをしっかりと拝んでいきましょう。

実際に黒本尊をご覧になりたい方は1月15日・5月15日・9月15日に、正五九祈願(しょうごくきがん)として御開帳されますので予定を合わせてご参拝ください。

ちなみに黒本尊の勝運パワーをいただきたい方は人気の「勝運守」がおすすめですよ。

徳川家の菩提寺!徳川6代の将軍が眠る墓所

 

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ここには徳川家縁のお墓がいくつかありますが、ちなみに徳川家の菩提寺は上野の寛永寺と芝増上寺の2か所あるのはご存知でしょうか?

増上寺には徳川6代の将軍が埋葬されており、二代秀忠公、六代家宣公、七代家継公、九代家重公、十二代家慶公、十四代家茂公が埋葬されています。

墓所には各公の正室と側室、崇源院(二代秀忠公夫人)や悲劇の皇女として知られる家茂公正室の静寛院和宮様ら5人の正室、そして5人の側室や三代家光公側室桂昌院(五代綱吉公実母)など5人の側室と歴代将軍の子女たちも眠っています。

ちなみに墓所の入口には旧国宝の「鋳抜門」があり、重厚な左右の扉には葵の御門が入っており、両脇には見事な昇り龍と下り龍が鋳抜かれています。

残念ながら昭和20年に起こった空襲で国宝の霊廟が全て焼失してしまい今は墓石のみとなってしまいましたが、火曜日以外は自由に参拝することができますのでお時間のある方は是非足を運んでみてください。

ご利益は安産・子育て・無事成長・身体健全!千躰子育地蔵尊と西向観音

 

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「安国殿」のとなりには、『西向観音』があり、こちらのお堂には安産、子育て、子供の無事成長、身体健全にご利益があるとされる西向聖観世音菩薩がお祀りされています。

ちなみに安置されている西向聖観世音菩薩(にしむきせいかんぜおんぼさつ)は鎌倉期に作られたもので作者不明の作品とのことです。

そのお堂の前にはそれぞれ衣装が違うたくさんの可愛らしいお地蔵様がずらりと並んでいる光景はまさに圧巻としか言いようがありません。

風が吹くと一斉にカラカラ回る風車が賑やかで、また楽しそうでもあります。

こちらのお地蔵様は『千躰子育地蔵尊』と呼ばれていますが、実際は1300体も存在するというその光景はついつい写真を撮りたい衝動に駆られてしまいます!

芝公園に鎮座する『芝東照宮』で勝負運・出世運・厄除けのご利益をいただこう!

 

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『芝東照宮』は芝公園内に鎮座する神社で江戸時代は「増上寺」の境内にありましたが、明治の神仏分離をきっかけに分離し独立しました。

「日光東照宮」「久能山東照宮」「上野東照宮」と並ぶ四大東照宮の1つで、東京都重要文化財として徳川家康公の寿像が祀られている神社としても有名です。

境内には三代将軍・徳川家光が植えたと伝えられている神木の大イチョウが残っており、『芝東照宮』のシンボルとして崇敬を集めているそうです。

いくつもの戦に勝利し、260年という天下泰平の世を実現させた徳川家康にあやかり、「勝負運」「出世運」「災いよけ」にご利益があると言われています。

『芝東照宮』は都心で働くサラリーマンやOLさんの憩いのパワースポットとしても人気がありますので是非癒されに訪れてみてはいかがでしょうか?

徳川家にゆかりある『増上寺』のご利益や魅力を徹底解説

今回は徳川将軍家に縁のある『増上寺』のご利益や魅力を徹底解説いたしました。

増上寺は都内でも有数の強力なパワースポットとして知られ、毎年海外からもたくさんの人が訪れる有名観光スポットです。

いくつもの戦に打ち勝ち、260年もの太平の世を築いた徳川家康にあやかり「勝負運」「厄除け」のご利益をいただきに訪れてみてください!

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