大阪にある空堀商店街を探検してきた情報をお届けしてきた前編に引き続き、今回は後編をお届けしていきます。
空堀商店街には、前編ではお届けしきれなかった魅力的なお店がまだまだたくさんありました。
後編では、空堀商店街の魅力を更に深堀りしていきますので、さっそく探検してみましょう。
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昭和レトロなはいから通り「はいからほり商店街」
後編で探検するのは、谷町六丁目駅の4番出口からスタートして西側にあるはいからほり商店街から。
たこ焼きが290円!弾力のある食感が人気の「たこ家」
はいからほり商店街の入り口にある、昔ながらのたこ焼き屋さん「たこ家」。
一人前(7個入り)がなんと290円!
お財布に優しいお値段ですね。
味は8種類から選ぶことができますが、今回は「まよったらコレ!」とお店イチオシのソースマヨを購入。
たこ家はテイクアウト専門なので、関西人にはお馴染みのあの入れ物に爪楊枝ではなく竹串を添えて渡してくれます。
いったいどんなたこ焼きが入っているのか、開けるのが楽しみです。
さっそく開封の儀。
箱を開けると中には、ソースの香りが食欲をそそる箱いっぱいのたこ焼きが入っていました。
空堀商店街
はいからほり商店街を抜けると、次に待っているのが空堀商店街です。
空堀商店街は、西側に抜けると松屋町駅の方まで続いている商店街で、たくさんの飲食店が軒を連ねています。
それではさっそく、空堀商店街も探検していきましょう。
絶品豚饅が1個100円「豚饅まつおか」で小腹を満たす
空堀商店街の入り口にあるのが豚饅まつおか。
テイクアウト専門ですが、お店前のベンチに座って食べることもできます。
このお店の商品は、1個100円の特製豚饅のみ!
豚饅の横には辛味噌が添えてあり、見ただけでも美味しそうなのが分かります。
さっそくあつあつの豚饅を割ってみると、具の香りが食欲をそそります。
豚饅まつおかの絶品豚饅は、小ぶりなのでついつい何個も食べてしまいたくなりますね。
1個100円という絶妙な価格も嬉しい一品なので、空堀商店街に足を運ぶ時にまた食べたいなと思います。
あのスターも御用達?「○△□焼 冨紗家」のせいろ蒸し
さらに空堀商店街を奥に進んでいくと。
緑色が一際目立つお店を発見!
○△□焼……まんだら焼……すごく気になる。
○△□焼 冨紗家は、あの松田優作が大阪に来る度に訪れたという名店で、店内に入ると松田優作のポスターが貼ってありました。
なんじゃ、こりゃ。
今でもたくさんの有名人が訪れるお店で、レジの周りには壁一面サインが貼ってあります。
レジの反対側を見ても、壁一面サイン……サイン……サイン。
これでもかというくらい、有名人のサインがいっぱい貼ってあります。
別名「優作鍋」と呼ばれている、元祖豚もやしせいろむし鍋を頼みました。
蒸しあがるのが待ち遠しい。
蓋を開けると、美味しそうに蒸しあがっています。
たくさんのもやしの上に豚肉とネギを添えたシンプル・イズ・ベストな一品。
ポン酢に付けて食べるとこれまた絶品。さっぱりしているので、箸がどんどん進みます!
そしてこちらが焼塩ネギ焼。
食べやすい大きさにカットしてくれているので、友達と分けて食べるのにもおすすめです。
最後に頼んだのが、人気No.1のトントン焼き。
ソースの香りがとってもよく、お腹が鳴ります。
分厚いお好み焼きなので、食べごたえもあってとっても美味しい。
空堀商店街を代表する○△□焼 冨紗家は、商店街を探検するなら外せないお店。
せいろ蒸しはもちろん、お店自慢の創作お好み焼きは、食べて大満足の空堀グルメです。
レトロな長屋の雰囲気が良い「CRYDDERI CAFE クーデリーカフェ」
空堀商店街から外れて脇道を進むとすぐにあるのが、空堀・惣(そう)長屋再生複合ショップです。
長屋を改装した複合ショップで、見た目からは想像できない数のお店が中に入っています。
建物の入り口は、長屋の面影がある佇まいが何だかいい感じです。
北長屋と南長屋の2棟に分かれていて、中には外観から想像がつかない程、たくさんのお店が入っています。
今回は北長屋に入ってみました。
長屋の面影が残った、レトロな通路を奥に進んでいきます。
すると奥には、可愛い雑貨がたくさん飾られているカフェを発見。
食べて歩いたので、ここでちょっと休憩します。
こちらはサイフォンで淹れたこだわりのブラックコーヒー。
そしてこちらが、人気の家製フルーツ酢ジュースのソーダ割り。
手前がミックスベリー、奥がさっぱり梅です。
CRYDDERI CAFE クーデリーカフェは、オーナー自慢の可愛い雑貨を購入することができます。
料理やドリンクを頼んでまったり過ごすのも良し、可愛い雑貨を購入するのも良しなカフェに出会うことができました。
海外書籍×ロシア料理「書肆喫茶 mori」でまったり
辺りがすっかり暗くなってきましたが、空堀商店街を少し逸れた裏路地を探検していると、気になるカフェを発見。
こんな所にお店が?という場所にある、知る人ぞ知る隠れ家的なお店です。
木の看板がおしゃれな書肆喫茶 moriは、海外の書籍が豊富に揃っている読書カフェだとか。
さっそく気になる店内に入ってみると、壁一面にズラッと並ぶたくさんの本がお出迎え。
見たことが無い海外の書籍が揃っていて、何から読むか迷ってしまいます。
まず頼んだのは、ヴァレーニエというロシア風のジャムを水で割ったモールスなるドリンク。
初めて飲むこちらのジュース……ベリー系の味が甘くて美味しかったです。
もう一つはフォームミルクがたっぷり入った、美味しいカフェオレ。
海外書籍を読みながら、まったりとした時間を過ごすことができる読書カフェでした。
家の近所にあったら絶対に通ってしまうような、隠れ家的な空間がとってもおすすめです。
レトロな空堀商店街の散策マップまとめ
後編では、はいからほり商店街~空堀商店街を探検しました。
リーズナブルな価格のたこ焼きや豚饅から、往年のスターが親しんだせいろ蒸しなど、空堀商店街を探検してみると、たくさん魅力的なお店を発見することができましたね。
レトロな観光スポットとして取り上げられることも多い空堀商店街を、ぜひ皆さんも探検してみてください。
ほなまた!