名古屋を代表する観光スポット『熱田神宮』ですが「熱田の杜」と呼ばれる森の中にあり、伊勢神宮に次いで格式の高い神社です。
その熱田神宮に三種の神器の1つである草薙剣(くさなぎのつるぎ)を祀る神社というのはご存じでしょうか?
有名な話ですが、意外とこの事実を知らない人もたくさんいるようです。
ということで今回はスピリチュアル好きなら一度は必ず訪れたい恋愛成就・縁結び・美肌・開運・金運アップ・商売繫盛など願いが叶うという人気のパワースポット熱田神宮を徹底解説していきます!
まだ『熱田神宮』を参拝したことがない方は是非一度足を運んでみてくださいね!
まずは本宮に祀られている熱田大神・天照大神に御挨拶
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『熱田神宮』のご祭神は熱田大神(あつたのおおかみ)で、本宮の他、1別宮、12摂社、31末社が祀られており、古くから「熱田さん」と呼ばれ地域の人に親しまれています。
『熱田神宮』の敷地の広さは約6万坪と広大で、なんと東京ドーム約4つ分の広さを誇るそうなんです!
ちなみに熱田神宮の神使は鶏ということで、境内にはたくさんの鶏の姿が見られるので知らない方は驚かれる方もいるかもしれません。
まずは早速本宮に祀られている熱田大神、草薙神剣を御霊代(みたましろ)とする天照大神(あまてらすおおかみ)にしっかりと御挨拶しましょう。
本宮には素戔嗚尊(すさのおのみこと)が出雲でヤマタノオロチ退治の際、尻尾から出てきたという「天叢雲(あめのむらくも)の剣」つまり三種の神器のひとつである「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」が御神体として祀られています。
他にも素盞嗚尊(すさのおのみこと)や日本武尊(やまとたけるのみこと)ら「五神さま」と呼ばれる神様が一緒に祀られています。
荘厳な雰囲気ただよう社殿はあの伊勢神宮と同じ神明造りとなっており、しかも配置もほぼ一緒です。
神の神域にある神聖な場所『こころの小径と一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)』
熱田神宮でもっとも神聖な場所といわれる「こころの小径」(写真撮影は禁止)の途中に天照大神の「荒魂(あらみたま)」が祀られている『一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)』はあります。
実はこころの小径と一之御前神社は、2012年12月から一般公開された場所(小径に入れるのは9時~16時まで)で以前は神の神域にある神聖な場所のため立ち入ることができませんでした。
神道では神様の穏やかな側面を「和魂(にぎみたま)」、そして荒々しい側面を「荒魂(あらみたま)」と言いますが、一之御前神社に祀られているのは、荒魂で荒々しい勇猛なお姿のほうです。
是非力強くて勇ましい溢れんばかりのエネルギーを肌で感じてみてくださいね!
※写真撮影禁止なので写真はありません
女性に人気のパワースポット♪目と美肌に効く『清水社』
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『清水社』は目の神様、美肌の神様として特に女性に親しまれており、水を司る神様「罔象女神(みずはのめのかみ)」が祀られています。
ここには言い伝えがふたつあり、平景清(たいらのかげきよ)が目の病になった際、清水社の湧水で目を洗ったところ病が治ったという話と、湧水が湧いている場所の中央にある石が楊貴妃のお墓の一部との説がありこの湧水で顔を洗うと楊貴妃のように美肌になれるという話です。
ご自分の頬に湧水を3回付けるだけでも肌の調子が良くなるそうなので女性は挑戦してみてくださいね。
目にご利益をいただきたい方は目の周りにお水を付けてからしっかり祈願しましょう。
もうひとつ側にある柄杓で水をすくって石に3回水をかけると願い事が叶うと言われていますので是非やってみてください。
土日祝日は混みあうようなので平日の午前中が空いていておすすめですよ♪
蛇が見れたら開運・金運アップ!熱田神宮の御神木『大楠』
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参道沿いには弘法大師の空海がお手植えしたと言い伝えられ大切にされている、境内でもっとも有名な熱田神宮の御神木『大楠』があります。
樹齢千年以上とも言われるこの巨大な楠の内部は実は空洞になっていて蛇が住んでいます!
この大楠の内部には神の化身といわれる蛇が住んでいて、大楠の根元には蛇へのお供え物として毎日卵が置かれているそうです。
滅多に姿を現さないそうですが、その卵を食べに出てきた蛇を見ることができたら開運、金運アップのご利益があると言われています。
蛇に会えなくてもこの大楠の写真を待ち受けにすると運気がアップすると言われているので、是非待ち受けにしてみてはいかがでしょうか?
『南新宮社(みなみしんぐうしゃ)』で素盞嗚尊(すさのおのみこと)に健康祈願!
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『南新宮社(みなみしんぐうしゃ)』は熱田神宮で唯一の朱塗りの社で、ここには疫病退散の神様としても知られている「素盞嗚尊(すさのおのみこと)」が祀られています。
素戔嗚尊はあの有名な八坂神社の主祭神として祀られていますが、平安時代中頃(1000年頃)の京の都に疫病が蔓延したため、疫病退散を願って素盞嗚尊を祀ったところ疫病がおさまったことが始まりのようです。
神南新宮社は疫病退散のご神徳があるといわれており、無病息災、健康祈願を願う方はなら絶対に外せない場所です!
桶狭間の戦いで勝利した信長が奉納した『信長塀』
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熱田神宮にはあの織田信長がお礼として寄進したという『信長塀』があります。
桶狭間の戦いに出陣する前に熱田神宮で必勝祈願をした後、見事勝利を収めることができたので寄与したそうです。
その塀は当時は全長400メートルもあったそうですが、残念ながら戦争によって現在はわずか120mしか残っていません。
信長塀とは土と石灰を油で練り固め瓦を厚く積み重ねたもので一番上には屋根がかけられており、日本三大土塀(西宮神社の大練塀・三十三間堂の太閤塀)の一つとして今でも多くの歴史ファンの方が訪れます。
熱田神宮に来たら歴史ファンでなくとも是非『信長塀』をご覧になって戦国時代に思いをはせてみてはいかがでしょうか?。
『上知我麻神社(かみちかまじんじゃ)』で知恵を授かり商売繫盛祈願をしよう!
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熱田神宮の南端にある『上知我麻神社(かみちかまじんじゃ)』は商売繁盛、家内安全を願う(初えびす)また知恵の神様として知られる神社です。
ご祭神は「乎止與命(おとよのみこと)」で、日本尊命(やまとたけるのみこと)の奥さんである宮簀媛命(みやずひめのみこと)の父親にあたる方になります。
そして両脇には「大国主社(おおくにぬししゃ・大黒様)」、「事代主社(ことしろぬししゃ・恵比須様)」が祀られており、現在も商売繫盛を願って多くの方で賑わっています。
『上知我麻神社』でしっかりと知恵を授かり、商売繫盛、そして豊かさも存分に受け取りましょう!
ひつまぶし発祥の店『あつた蓬莱軒』で舌鼓♪
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熱田神宮南側、正門第一鳥居前にあるひつまぶし発祥の店『あつた蓬莱軒神宮店』でランチはいかがでしょうか?
ひつまぶしを世に広めたと言われる『あつた蓬莱軒』の鰻は表面がカリッとしていて、中はふっくらとしていてたまらないと大評判なんです♪
ひつまぶしの食べ方もメニューにしっかりと書かれているので初めての方でも悩まず美味しく食べられますよ。
実際食べた人は「鰻が苦手だった私でもペロッと完食しました!」「鰻がふかふかで美味しい」「おひつを開けると鰻がぎっしり!」と喜びの口コミが止まりません!
量もたっぷりあるようでおなかいっぱいにあると皆さん大満足されているようです。
もちろん大繁盛店ですので予約は必須ですよ!
名古屋の最強パワースポット『熱田神宮』の魅力
今回は名古屋の最強パワースポットである『熱田神宮』がすごい理由をご紹介しました。
恋愛成就・縁結び・美肌・開運・金運アップ・商売繫盛・無病息災などご利益いっぱいのパワースポットであることが分かりました!
名古屋に来たら名古屋城だけではなく『熱田神宮』にも是非とも足を運んでみてくださいね♪