雄大な自然や温泉で知られるのが霧島です。
そんな霧島は神話の時代から神々が治めていた土地であり、大きなエネルギーの満ちている場所です。
さまざまな神話や伝説の残る霧島の地にあるパワースポットをまとめました。
霧島に興味を持っている人はぜひとも参考にしてください。
ニニギノミコトを祀る歴史のある霧島神宮
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南九州における最大の神宮であり、ニニギノミコトを祀っているのが霧島神宮です。
6世紀からの歴史があり、再建されてからも300年もの歴史があります。
濃い緑に包まれた参道を抜けるとそこには朱塗りの社殿が姿を現します。
桜の時期や紅葉の時期になると、植物と鳥居の朱がよく映えて素晴らしい景観を楽しめるでしょう。
西には展望所が張り出していて、そこから見える眺めは素晴らしいです。
晴天の日には鹿児島湾や桜島、市街地まで望むことができます。
そんな霧島神宮のご利益は事始めや子孫繁栄、家庭円満などです。
事始め、子孫繁栄、家庭円満
かつて霧島神宮のあった高千穂河原
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高千穂峰の西麓には高千穂河原があり、こちらはかつて霧島神宮のあった場所です。
紅葉の季節になると咲き誇る紅葉と高千穂峰がとても映えます。
今でも大鳥居が残っていて、その先には玉砂利が敷かれています。
そして、宮跡が祀られていて、神聖な雰囲気を感じられるスポットです。
御鉢の噴火によって霧島神宮が焼失してしまったために、霧島神宮は別の場所に再建されました。
社殿の跡地しか残されておらず、周囲には雄大な自然が広がっています。
1940年に斎場がつくられて、1958年に駐車場が整備されたことから、この地域の観光拠点の一つとなったのです。
毎年11月10日になると天孫降臨御神火祭が行われます。
これはかつて高千穂峰をくだったニニギノミコトを猿田毘古神が火を焚いて迎えたという故事にちなんだものです。
したがって、高千穂河原は神の訪れたことのある場所であり、今でもその神気が残っているとされています。
高千穂河原を訪れれば神のエネルギーに触れることができて、あなたの運勢をアップさせてくれるでしょう。
運勢アップ
武の神様が祀られている射楯兵主神社
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射楯兵主神社はスサノオノミコトが祀られている神社です。
スサノオノミコトは武の神様として知られる存在であり、厄除けや開運といったご利益があります。
芸能人やスポーツ選手も訪れるスポットとされていて、大きなパワーをもらえるでしょう。
創建された年代は不詳であり、1000年近くの歴史があるとされています。
釜の蓋を頭にのせて、その状態で鳥居から拝殿まで一度も落とさずに行くことができると願いが叶うとされる釜蓋願掛けが有名です。
何かどうしても叶えたいことがあるならばチャレンジしてみるとよいでしょう。
他にも、素焼きされた釜蓋を投げるという釜蓋投げも有名です。
拝殿の右側に投げ所が設置されていて、そこから下の岩場にある窯にめがけて年度を投げ入れます。
成功することができれば、願い事が叶うとされています。
戦前には釜蓋を用いて祈願すると戦場において砲弾に当たらず無事帰還できると信じられていました。
神社の裏には希望の岬があり、ここから開聞岳と大海原を見渡すことができます。
ここで清浄な気を感じることができて、心身をリフレッシュさせられます。
射楯兵主神社のご利益としては勝負運や良縁、子宝、安産などです。
また、運気アップに効果のあるアイテムの販売も行っているためチェックしてみましょう。
勝負運、良縁、子宝、安産
神武天皇が降臨された場所である皇子原神社
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皇子原神社は神武天皇を御祭神としている神社です。
歴代皇族から崇敬されていて、大正9年には昭和天皇が参拝されました。
昭和20年までは天孫降臨祭が国家行事として挙行されていました。
皇祖神である神武天皇の降誕された土地であり、日本発祥の地とされています。
母君である玉依姫が神武天皇を出産された産屋跡であるともいわれています。
玉依姫が出産されたときにしがみついたという伝説の残る産婆石があります。
この産婆石をなでることで安産ができるとされています。
社殿の後方には皇子原古墳群があり、当時を再現した古代住居もつくられています。
参道の途中には石段の横にお腰掛石があり、神武天皇がかつて腰をかけたと伝えられています。
皇子原神社の入り口には可愛らしい神武天皇の人形が出迎えてくれます。
皇子原神社そのものは皇子原公園内にあり、小さい祠です。
それでも神話の時代からの歴史があり、神々がいた場所であるため、大きなエネルギーを感じられるでしょう。
ご利益としては安産祈願や子宝に恵まれます。
安産祈願、子宝
霧島を代表する滝「丸尾滝」
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霧島を代表する自然のスポットとしてよく知られているのが丸尾滝です。
国道223号線の道沿いにあり、高さが23m、幅が16mの迫力のある滝です。
近くにある温泉水が集まって流れている珍しい湯の滝です。
秋になると紅葉に滝の飛沫が映えて、冬になると滝からは湯けむりが立ち上り美しい景観を演出します。
そのため、年間を通して多くの人が訪れる観光スポットです。
四季折々の異なる風景を楽しむことができて、何度訪れても飽きないでしょう。
豪快に響き渡る滝の音や色合いが独特な雰囲気を形成しています。
夜になるとライトアップされるのが魅力であり、幻想的な風景を見られるでしょう。
そんな丸尾滝は美しい風景が魅力なだけではなくパワースポットでもあります。
温泉水が流れているため、マイナスイオンが周囲に漂っていて、身体に良い影響を与えてくれるでしょう。
自然の恵みを感じることができて、大きなパワーを得られるのです。
近くの霧島温泉郷から気軽に足を運ぶことができるため、温泉だけではなく丸尾滝を実際にご覧になるとよいでしょう。
温泉水が流れているおかげで冬であっても暖かく快適に滞在できます。
24時間いつでも好きなタイミングで訪れることができるため、人のいない時間を狙って訪れると、精神を集中させて大きなエネルギーをもらえるでしょう。
樹齢1500年で圧倒的な迫力のある蒲生の大楠
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蒲生八幡神社の境内にそびえ立っているのが蒲生の大楠です。
樹齢1500年であり、根回りが33.5m,幹囲が24.22m、高さが30mもある日本で一番大きな楠として知られています。
昭和63年に実際に環境庁が調査をしたため、日本一であると正式に認定されました。
蒲生八幡神社が建立されたのは1123年であり、そのときにすでに蒲生の大楠があったそうです。
樹根の部分には大きな空洞が形成されています。
和気清麻呂がこの地に配流されて、その際に手にしていた杖を地面に刺したものが蒲生の大楠になったとされています。
また、かつて二人の恋人がいて、それぞれ楠の実を持っていて、二人が別れてから別々の場所に楠の実を植えて、一つが蒲生の大楠となり、もう一つが出水市にある出水の大楠になったという伝説もあります。
神木として祀られていた歴史があり、蒲生の大楠には神々のエネルギーが宿っていると信仰されています。
何か新しいことに挑戦したい場合には、蒲生の大楠に祈りを捧げるとよいでしょう。
蒲生の大楠のある蒲生八幡神社は安産祈願や厄除け、交通安全といったご利益のある神社です。
蒲生の大楠だけではなく神社の参拝もするとよいです。
勝負運、安産祈願、厄除け、交通安全など
霧島の歴史のあるスポットでパワーをもらおう
霧島は神話の頃からの歴史があり、さまざまなパワースポットがあります。
この記事で紹介したスポットを訪れて神や自然の力に触れてみましょう。