東北地方における中心都市といえる仙台は見どころがたくさんあります。
歴史や自然が豊富に残された仙台には、実はパワースポットも多いです。
そこで、仙台で行っておくべきパワースポットについてまとめました。
伊達政宗が造営した由緒ある神社「大崎八幡宮」
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仙台市の青葉区にある大崎八幡宮は社殿が国宝に指定されている神社です。
杜の都である仙台の総鎮守として歴代藩主より尊崇をされてきました。
城下の人々からも厄除けや必勝、安産、除災招福の神様として親しまれてきたのです。
もともと、この地を支配していた大崎氏に尊崇されていたことから大崎八幡宮と名付けられました。
大崎氏が滅亡してからは伊達政宗公によって現在の地に祀られるようになったのです。
伊達政宗公が大崎八幡宮を造営する際には当代随一と評価されていた工匠を招聘し、当時の最先端の技術と意匠を取り込んだ建築となりました。
そんな大崎八幡宮は現代においても市民から愛されていて、多くのご利益を期待できるためにたくさんの参拝客を集めています。
厄除け、必勝、安産、除災招福
伊達政宗の力を感じられる「仙台城址」
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伊達政宗の居城していた仙台城は現在焼失しているのですが、仙台城址として観光スポットになっていて、今でも多くの人が訪れます。
石垣が残っていて、さらに脇櫓が再建されており、当時の姿をしのばせてくれます。
もともと城のあったところは青葉山公園となっていて、本丸跡からは仙台市内や太平洋を一望することができます。
もし、かつての城の姿を見たいならば、青葉城資料展示館でコンピュータグラフィックスによって再現された映像を見られます。
仙台城址は標高130mのところにあり、東と西は断崖によって固められている天然の要害です。
境内には伊達政宗騎馬像があり、日没から23時までライトアップされます。
夜間に訪れると100万都市である仙台の夜景を思う存分楽しめるでしょう。
そんな仙台城址はパワースポットといえる場所でもあります。
長年に渡って伊達家が支配していた城があった土地であり、今でも歴代藩主をはじめ多くの武士たちの霊やエネルギーが残っていると考えられるからです。
こちらを訪れることであなたの運勢を上げられるでしょう。
伊達政宗のご利益によって、勝負運や商売繁盛などさまざまなご利益を期待できます。
勝負運、商売繁盛
自然豊かな環境にある「青葉神社」
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北仙台の奥座敷と称されているのが青葉神社です。
伊達家の旧家臣団によって創建されました。
1874年にできた神社であり、御祭神は伊達政宗公です。
江戸時代の後期から明治の初期にかけて藩祖を祀ることが流行していました。
現在の社殿が完成したのは1927年のことであり、地域住民から親しまれている神社です。
5月に仙台・青葉まつりが行われていて、こちらは青葉神社が伊達政宗公の命日である5月24日に春の例大祭を行っていることに由来します。
春の例大祭は昭和40年代の後半まで続き、その後1985年になって仙台・青葉まつりが例大祭とは分離してスタートしました。
青葉神社は仙台市都心部の北に位置していて、門前から南へと続く青葉神社通りという道があります。
桜の名所であり、春に訪れると満開の桜を満喫できるでしょう。
そんな青葉神社のご利益としては、家内安全や病気平癒、除災安全などがあります。
家族や自分の健康を願いたい人はぜひとも青葉神社でお参りしましょう。
伊達政宗公の御加護を受けることができ、大きなエネルギーを受け取れるため、生命力の高まりを感じられるはずです。
家内安全、病気平癒、除災安全
火の神を祀っている「愛宕神社」
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愛宕信仰にもとづいた愛宕神社の一つであり、仙台総鎮守として知られます。
ご利益としては火防鎮護、辰巳歳生一代守護の利益があるとされています。
仙台市都心部より南にあり、広瀬川を隔てた標高75mの愛宕山の頂上に鎮座しています。
御祭神は軻遇土神であり、神仏分離以前には普賢菩薩も祀っていました。
普賢菩薩は辰巳の方角を守護していて、そこから辰年と巳年の人を守護するとされています。
これが辰巳歳生一代守護の信仰の由来とされているのです。
そのため、辰年と巳年の人はぜひとも愛宕神社を訪れてみましょう。
そうすれば、神様によってずっと守ってもらうことができます。
神仏分離で普賢菩薩が除かれてからも辰巳歳生一代守護の信仰は続いているのです。
愛宕神社の境内は頂上にあるため、そこから仙台市の都心部にある高層ビル群を一望することができます。
また、愛宕神社の楼門の左右には大天狗と烏天狗の像があります。
天狗は愛宕大神のお使いとされていて、神聖な存在として大切にされているのです。
日本一の大天狗と称されているため一見の価値があるでしょう。
火防鎮護、辰巳歳生一代守護
リフレッシュ効果を期待できる「秋保大滝」
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秋保大滝は日本の滝百選に選ばれていて、日本三大瀑布の一つといわれることもあります。
落差55m,幅6mの直瀑であり、華厳の滝と那智の滝にならぶ大滝として評価されています。
特に緑の萌える初夏や錦秋の秋に訪れるととても見ごたえのある景色があなたを迎えるでしょう。
仙台市街からは車で1時間ほどでアクセスできます。
火山灰などが凝縮してできた凝灰岩の断崖に名取川の全水量が一気に流れることで秋保大滝が形成されています。
秋保大滝の下流には秋保温泉があり、市街を通って最終的には太平洋につながっています。
秋保大滝を訪れる場合には、まずは滝見台へ向かうとよいでしょう。
秋保不動尊の境内に入って、境内の奥の方に進んでいくと滝見台に到着して、そこから秋保大滝が見えます。
上から見下ろすようなアングルであり、水音が大きく響いてきて、水流によって生み出される冷風も感じることができるでしょう。
また、実際に滝壺にまで近づいてみることもできて、間近でとても迫力があります。
秋保大滝は自然のパワーそのものであり、間近で見ることで大きなパワーをもらえるでしょう。
強烈な水しぶきを浴びることができて、嫌なことを忘れて、心身をスッキリさせられます。
さまざまなご利益を得られる「仙台東照宮」
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仙台東照宮は徳川家康を祀っている神社です。
1654年に仙台の二代目藩主である伊達忠宗によって創建されました。
正式名称は東照宮であり、2018年には御遷座365年を迎えて歴史のある神社です。
仙台東照宮が建立されるまでには約80万人の人手と約2万両の小判を要しました。
本殿や唐門、石鳥居といったものは重要文化財建造物とされています。
仙台東照宮のある土地はかつて伊達政宗公の案内によって徳川家康公が休息したとされるゆかりの地です。
仙台城からは北東の位置にあり、伊達家や仙台城下町にとっての守護神として鎮座しています。
仙台東照宮による神輿渡御は仙台祭りと呼ばれていて、全国でも有数のお祭りとして江戸時代には賑わいました。
当時の御神輿は東北でも最大のものとされていて、今でも残っています。
東照宮より正面には南北2キロに渡って宮町が形成されています。
今でも宮町を中心にして東照宮は多くの人より崇敬を受けて、境内は整備されており、県外からも大勢の参拝者が訪れます。
そんな仙台東照宮のご利益として商売繁盛や開運厄除、必勝祈願などがあります。
金運や仕事運において特に運勢アップを期待することができるパワースポットとして知られています。
商売繁盛、開運厄除、必勝祈願
仙台にある数多くのパワースポットを訪れてみよう
仙台にある数々のパワースポットについてまとめました。
仙台の歴史の深さ、特に伊達政宗公の御威光を感じられるでしょう。
この記事で紹介した仙台のパワースポットを訪れてご利益を得てください。